アロマ精油をお風呂に直接入れたら危険⁈正しいアロマバスのやり方を解説

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天然100%のアロマ精油をお風呂に入れて楽しむアロマバス、最高の癒し時間ですよね。

アロマバスは忙しい人でも手軽にできるため、人気のアロマテラピー方法の1つです。

しかし、アロマ精油を直接お風呂にポタポタとたらして使用しているという人はいませんか?

実はアロマ精油をお風呂に直接入れるのは危険なんです

アロマ精油をお風呂で楽しむ場合、肌トラブルにならない安全で正しいやり方があります。

この記事はで分かること

  • アロマ精油でお風呂で使う場合の期待できる効果
  • アロマ精油をお風呂で使う場合の正しい方法
  • お風呂でアロマバスをするときにおすすめアロマ精油

アロマバスの安全で正しいやり方を知りたい人や、今まで精油をお風呂に直接入れて肌が痛くなってしまったという人はぜひ参考にしてくださいね。

アロマ精油をお風呂で使う場合の期待できる効果🌺

まずは、アロマ精油をお風呂に取り入れることで得られる効果について紹介します。

精油には血行促進や筋肉の緊張を和らげる効果も期待できるため、入浴と併せて使用することで相乗効果でより深いリラクゼーションができます。

アロマバスの期待できる効果は、以下のとおりです。

リラックス効果
疲労回復効果
心身のバランスを整える
睡眠の質向上
筋肉の緩和

お風呂場という狭い空間かつお風呂の蒸気で精油の香りが立つため、精油のメリットを存分に味わえるのがアロマバスです。

精油によっては免疫力を高める作用や、肌を健やかに保つスキンケア効果もあるものもあるため、自分の体調や感情にあわせて心地良いアロマを選ぶと良いでしょう。

100均や雑貨屋さんなどで購入できる合成香料はお風呂では使用できないため、100%天然のアロマ精油を選ぶようにしましょう。

エッセンシャルオイル、または精油と表記されているかチェック!

アロマ精油をお風呂に直接入れるのは危険?その理由🌺

アロマバスをしようと、アロマ精油をお風呂に直接入れるのは人によっては危険なのでやめた方が無難です。

ときどき「お風呂に精油をたらして入浴しましょう」という情報が載っていますよね。

そのため、アロマ精油をそのままポタポタとたらして入浴している人もいるのはないでしょうか?

何を隠そうわたしもアロマテラピーを始めた頃、何も知らずアロマ精油を直接入れてしまい、痛い目にあった1人です。

でも、どうしてアロマ精油を直接お風呂に入れてはいけないのでしょうか?

その理由は、精油が水は混ざらないから。

精油は植物の成分が濃縮されおり、いわゆる原液の状態です。

アロマ精油を直接お湯に入れると精油が水と混ざらず上に浮いてくるため、肌に原液のまま直接付着してしまい、以下のような肌トラブルを引き起こす可能性があります。

✖ 肌にかゆみがでる
✖ 肌がピリピリと痛くなる
✖ 肌が赤く腫れる

わたしは敏感肌というのもあり、以前直接精油を入れて入浴したときには肌ががピリピリと赤く腫れた経験があります。

肌が強い人はあまり感じないかもしれませんが、敏感肌の人や子どもは、かぶれや炎症を引き起こすリスクがあるため注意が必要です。

そりゃ怖いな….

でもどうやってアロマバス楽しんだらよいのかにゃ?

精油をお風呂で使うときの正しいやり方を紹介しますね

アロマ精油をお風呂で使う場合の正しい方法を紹介🌺

わたしのように肌が大変なことになってしまう前に、ぜひアロマ精油をお風呂で使うときの正しい方法を知っておいてください。

肌に負担がかからない方法は主に、2つです。

✔ アロマ精油に乳化剤を混ぜる 
✔ アロマ精油にキャリアオイルを混ぜる

一つずつ紹介していきますね!

対策1:アロマ精油に乳化剤を混ぜて使用する

まず一つ目の対策として紹介したいのが、乳化剤を使用する方法です。

乳化剤とは本来混ざらない水と油を混ぜて均一にできる基材です

乳化剤は、アロマ専門店などのネットショッピングで手軽に買えます。

特に人気のあるKENSOのバスオイルは、植物由来の原料だけを使用したお肌にやさしい構成のため、アロマ初心者から上級者まで幅広く人気がある乳化剤です。

<レシピ>
バスオイル5ml(小さじ1)+全身浴は精油1~5滴、半身浴や足浴は1~3滴
(4歳以上の子どもも入るときや初めて使用する場合は1滴など少ない量にしておきましょう)

白濁したお風呂も心地よく、香りも自然に広がるため深いリラックス効果が得られますよ。

もう一つが、無水エタノールに精油を混ぜる方法。

無水エタノールとは純度の高いエタノールで、一つ持っているとアロマスプレーや精油が落ちにくいときのお掃除に利用できたりと、いろいろ役立つ便利アイテムです。

<レシピ>
無水エタノール5ml(小さじ1)+全身浴は精油1~5滴、半身浴や足浴は1~3滴
(4歳以上の子どもも入るときや初めて使用する場合は1滴など少ない量にしておきましょう)

アロマ検定資格認定などを行うAEAJでは、無水エタノールを使用した方法が紹介されています。

ただし、エタノール成分が刺激になったり肌が乾燥したりする人もいるため、敏感肌や乾燥肌の人は気を付けながら行い、刺激を感じたらすぐに止めましょう

対策2:アロマ精油にキャリアオイルを混ぜて使用する

次に紹介したい方法が、アロマ精油にキャリアオイルを混ぜる方法です。

キャリアオイルを使用することで精油の成分を希釈し、肌に対する刺激を軽減して肌への保湿効果も期待できますよ。

乳化剤ではないため水と混ざらずお湯の上に浮いてきますが、キャリアオイルで希釈しているため肌に直接触れても刺激になりにくいのがポイント。

<レシピ>
キャリアオイル5ml(小さじ1)+全身浴は精油1~5滴
(4歳以上の子どもも入るときや初めて使用する場合は1滴など少ない量にしておきましょう)

アロマバスに使用されるキャリアオイルでおすすめなのは、ホホバオイルやスクワランオイルスイートアーモンドオイルなど。

キャリアオイルはアロマ専門店で購入できるほか、無印良品でも手軽に手に入りますよ。

¥1,520 (2024/09/23 18:06時点 | Amazon調べ)

バスソルトに精油を混ぜるときもキャリアオイルは必要!🌺

意外とやってしまうのが、バスソルトに精油を混ぜただけでお風呂に入れてしまうケース。

バスソルトと精油を混ぜることはできますが、バスソルトには乳化剤の作用や希釈効果はありません

そのため、敏感肌の人はバスソルトにもキャリアオイルをプラスするようにしましょう!

<レシピ>
バスソルト45g(大さじ3)+キャリアオイル5ml(小さじ1)+全身浴は精油1~5滴
(4歳以上の子どもも入るときや初めて使用する場合は1滴など少ない量にしておきましょう)

バスソルトは岩塩や天然塩、エプソムソルトなどいくつか種類があります。

バスソルトはミネラルが豊富で、体を心から温めたり、デトックスやストレス解消肌を整える効果も期待できます。

ぜひ、お気に入りを見つけてみましょう。

アロマバスを楽しむことで毎日湯船に浸かることを習慣にしたいですね

お風呂でアロマバスをするときのおすすめアロマ精油を気分別で紹介🌺

ここからは、アロマバスにぜひ使ってみてほしいアロマ精油を気分別で紹介します。

その日の気分や得たい効果にあわせて、日替わりで選ぶのも楽しくてワクワクしますよね。

柑橘系、スパイス系やスーッとする刺激のある精油は特に少ない量から様子を見てみて

疲れを取りたいときにおすすめのアロマ精油🌺

疲れを取りたい日やストレスを感じた日には、ラベンダーとゼラニウムがおすすめ!

2つの精油とも心をリラックスさせてくれて、疲れを取り良い睡眠へ導いてくれます。

ラベンダー
昔から治療にも使われていた精油。心身をリラックスさせ、筋肉の緊張を和らるため、ストレスや疲労感を解消したいときに最適です。ラベンダーを使用したあとに眠くなる人もいます。妊娠初期の人は避けるのがベスト。
肌への期待できる効果:にきび、湿疹、皮脂の分泌のバランスを取る、新しい細胞の成長促進

ゼラニウム
不安や落ち込んでるときには心のバランスをとりもどし、ストレスを減少させる作用があります。ただ、敏感肌の人は刺激を感じる場合があるため少量で試すのがおすすめ。
更年期症状やPMSにも役立ちますが、妊娠中の人は控えるのが無難です。
肌への期待できる効果:肌をしなやかに保つ、皮脂のバランスを整える、特に脂性肌に相性〇

幸せな気分になりたいときにおすすめのアロマ精油🌺

幸せな気分になりたいとき、今の自分を変えたいとき、モチベーションをアップさせたいときにはベルガモットとイランイランがおすすめ!

2つの精油とも「明日から頑張ろう」「なんかワクワクしてきた」といったポジティブな気分にしてくれますよ。

ベルガモット
オレンジやレモンの香りにも似ている香り。心の鎮静とともに高揚させる作用もあるため、緊張をほぐしてワクワクするような気持にさせてくれるアロマ精油です。
肌への期待できる効果:にきびや湿疹など脂性肌や頭皮の脂漏にも効き目あり

イランイラン
エキゾチックな甘い香りが特徴的なイランイランは、高級な香水にも広く使用されています。リラックス効果やうれしい楽しいという感情に導いてくれる作用があるため、恐怖やパニック、ショックなどの感情をときほぐすときに特に合います。
肌への期待できる効果:皮脂の分泌のバランスを良くする、髪の毛の成長促進、脂性肌にも乾燥肌にも◎

憂鬱な気分や元気がないときにおすすめのアロマ精油🌺

生きていると良いことばかりではなく、悲しいことや辛いこと、落ち込むことだって少なくないですよね。

そんなときもアロマはあなたの味方です。

ぜひアロマの力を借りて気持ちをリセットさせましょう。

そんな日にぜひ試してほしいのが、グレープフルーツやローズマリーの精油です。

グレープフルーツ
オレンジやレモンの香りにも似ている香り。心の鎮静とともに高揚させる作用もあるため、緊張をほぐしてワクワクするような気持にさせてくれるアロマ精油です。
肌への期待できる効果:にきびや湿疹など脂性肌や頭皮の脂漏にも効き目あり

ローズマリー
脳細胞を元気にするパワーがあるローズマリーは、心が弱っているときや疲労困憊したときに役に立つ精油です。セルライトや肥満などの悩みにも効果が期待できますが、妊娠中は避けるのがベストです。
肌への期待できる効果:収れん作用、皮膚のたるみやむくみ、ヘアの成長促進にも〇

女性特有のホルモンバランスの乱れを感じるときにおすすめの精油🌺

PMSを改善したい人や更年期症状を何とかしたいという人におすすめなのは、ローズオットーとネロリです。

両方ともお値段は安くはないですが、女性のための精油といっていいほどエイジング作用や女性特有の悩みにフィットします。

ローズオットー
精油の女王との呼び声高いエレガントな香りのローズオットー。希少な精油のため高価ですが、一つあると女性特有のPMSや女性ホルモンの整えるのに役立ちます。更年期症状もやわらげ、女性のための精油といっても過言ではないほど、女性にうれしい精油です。
肌への期待できる効果:エイジングケア、シミやシワ、ニキビ跡にも〇

ネロリ
一度その香りを嗅ぐと忘れられないような、中毒性のあるフローラルの香りのネロリ。更年期症状をやわらげて、体全体の強壮剤のような役割もしてくれます。催眠性が高いので、ゆっくりと眠りたい人にもおすすめ。
肌への期待できる効果:皮膚細胞の活性化、肌の弾力を改善、乾燥肌や敏感肌にも有効

アロマバスでは使用を避けた方が良いアロマ精油🌺

お風呂にアロマ精油を入れて楽しむアロマバスの中には、刺激が強くアロマバスにしてしまうとかゆみや赤みなどの肌トラブルを起こしやすいものもあります。

以下の精油について、敏感肌の人は特にアロマバスでは使用しない方が無難です。

・シナモン
・グローブ
・ペパーミント
・ティートリー
・レモングラスなど

使用したい場合は一般的な希釈濃度よりも低い濃度で少な目に入れると

良いですよ!

正しいアロマバスで安全にアロマ精油を楽しもう!🌺

アロマ精油をお風呂に入れて楽しむアロマバスは、リラクゼーション効果や美容効果を手軽に取り入れられる方法の1つです。

しかし、精油を直接お風呂に入れてしまうと肌に刺激を与えることがあるため注意が必要です。

ぜひ、キャリアオイルや乳化剤などを混ぜて安全に正しくアロマバスを楽しんでくださいね。

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Author
こやぎ

自身の日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュの資格や元アロマセラピストとしての経験を生かした美容情報やレビュー、忙しいママ向けのエイジングケア方法、ママ向けリモートワークについての情報発信をしています!

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