
にゃんた
アクアレーベルの青い化粧水と乳液が
プチプラなのにデパコス級の成分ってきいたんだけど本当?

リニューアルされてまさに美容液級の成分構成になったの!
アクアレーベルで青いパッケージである「トリートメントローション(ブライトリング)」といえば、2024年2月21日にリニューアルされて話題になった化粧水です。
美容科学者のかずのすけさんも、「成分や処方が大幅にアップデートされた!」とYoutubeで紹介していたため注目度も高いですよね。
そしてかずのすけさん以外にも、美容家さんをはじめとした多くの美容賢者に、「うるおいを与えながら美白ケアもできる、まさに美容液級の化粧水」として紹介されることも多々あります。
しかし、その「美容液級の成分っていったい何?どんな効果が期待できるの?」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、アクアレーベルのトリートメントローションについて、
コスメコンシェルジュの資格を持つこやぎが成分の解説と見解も紹介します。
この記事でわかること
- アクアレーベルトリートメントローション(化粧水)の成分分析
- アクアレーベル青を使用したこやぎの体験レビュー
- 敏感肌さんにマッチするアクアレーベルの組み合わせ
- 4MSKと併用したい成分はトラネキサム酸である理由

この春より、こやぎも実際にトリートメントローション使用し始めたので、成分分析以外にも感想やレビュー、組み合わせの良い商品などたっぷりと紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧くださいね!
アクアレーベル「トリートメントローション」の成分を徹底解説!
資生堂から発売されているアクアレーベルのシリーズは、手頃な価格で高機能なスキンケアを提供することでも知られているブランドです。
なかでもアクアレーベルトリートメントローションは、「プチプラなのにデパコス級の成分構成」という言葉が合言葉になっていたほど。
そして、2024年のベストコスメではランキング入賞も果たし話題でしたね。

では、早速アクアレーベルトリートメントローションの成分を解析していきます。

アクアレーベルトリートメントローションは、有効成分が配合された医薬部外品です。
2024年2月のリニューアルで、旧製品に入っていた美白の有効成分である「トラネキサム酸」がから、新たに美白の有効成分「4MSK」が加わりました。
4MSKの正式名称は「4ーメトキシサリチル酸カリウム塩」で、資生堂オリジナルの美白有効成分です。
アクアレーベルトリートメントローションの成分一覧の中で、特に注目したい美容成分は以下の2つ。
✔ 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
✔ CICA(ツボクサエキス)
美白有効成分4MSKとCICAの最強コンビでリニューアル!
今回のリニューアルで驚いたのが、資生堂独自成分かつHAKUなどのデパコス系スキンケアに配合されている美白有効成分「4MSK」です。
さらにそれだけでなく、肌荒れケア成分として注目度の高いCICA(ツボクサエキス)も配合して、美白×肌の保護という最強コンビで攻めの美白対策の実力を発揮しています。

にゃんた
4MSKとCICAってどんな成分だにゃ?
4MSKとは?
メラニンの生成を抑えてくすみのない明るい肌へと導く資生堂独自の美白成分で、正式名称は「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」。医薬部外品にも使われている。
これから現れるシミにアプローチして、新たなシミができるのを抑制する効果が期待できる。
主な働き:メラニンの生成を抑制、シミ・そばかすを防ぐ、ターンオーバー正常化など

以下は、4MSKどの場面でシミができるのを防ぐかを示した表です!
美白有効成分がシミを防ぐ4つのメカニズムと4MSKのはたらき💡
シミを防ぐポイント | 代表的な美白成分 | 4MSKの役割 |
---|---|---|
① メラノサイトへ「メラニンを作って!」という命令をストップ | トラネキサム酸 カモミラETなど | ― |
② シミの赤ちゃんを育てるチロシナーゼ酵素の働きをおさえる | 4MSK コウジ酸 アルブチンなど | ←ここが主な4MSKの役割 |
③ メラニンが酸化して黒くなるのを防ぐ | ビタミンC誘導体など | ― |
④ シミが肌にできないようにメラニンの排出を促す | 4MSK ナイアシンアミドなど | サポート的に関与 |
4MSKは主に「チロシナーゼの働きをおさえる=シミの元を育てない」役割を担っており、さらに「メラニンの排出をサポートする」働きもあるのが特徴です。

特にターンオーバーが乱れてくる40代以降は、メラニンの排出を促すことも
サポートできる4MSKはマッチします!
「若返りのハーブ」と呼ばれるCICAは抗酸化作用や炎症を抑えるはたらきがある💡
韓国や中国などではCICAは美容成分として有名で、現在も「若返りのハーブ」として研究が進められるほど注目度が高いそうです。
CICAとは?
セリ科の植物である「ツボクサ」から抽出されたエキス。昔は傷ややけどのケアにも使用されていたともいわれている。WHO(世界保健機構)より「保護すべき重要な薬用植物」と定義づけられたことでますます注目されている成分。
主な働き:日焼け後のシミを予防する、肌を保湿する、加齢による酸化から守る、など
CICAは、肌の修復をサポートする働きがあり、ニキビ跡や傷あとケアにも効果が期待できます。
炎症を鎮めたり、赤みやかゆみを抑えたりする働きがあるため、敏感肌や乾燥肌の人にも使いやすいのが特徴です。
「ツボクサエキス」はハーブティとしても飲めるから、興味のある人は試してみてくださいね。

内側からの抗酸化!
緑茶をスッキリさせたような味ですよ!
\CICAを内側から補給できるハーブティー/

アクアレーベル「トリートメントローション」はその他成分も保湿力高めの構成!
アクアレーベル「トリートメントローション」は、美白有効成分4MSKやCICAだけでなく、保湿力を底上げする成分も配合しています。
肌の水分バランスを整えて、バリア機能のサポートを期待できるのが、以下の3つです。
✔ 浸透美容アミノ酸(D-グルタミン酸、DL-アラニン、DL-メチオニン)
✔ Wヒアルロン酸(アセチル化ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na)
✔ コラーゲンGL(水溶性コラーゲン、濃グリセリン)


主に上記の表で青・緑・ピンクに色付けしてある成分です!
それぞれが期待できるはたらきを、以下にまとめています。
美容成分 | 特徴・はたらき |
---|---|
浸透美容アミノ酸(D-グルタミン酸) | 天然保湿因子(NMF)に近い構造。角層まで浸透し、水分バランスとバリア機能をサポート。 |
Wヒアルロン酸 (加水分解ヒアルロン酸+アセチルヒアルロン酸Na) | 肌の外側をしっかり保湿。長時間うるおいをキープするWの処方。 |
コラーゲンGL (水溶性コラーゲン・グリセリン) | 弾力をサポートし、肌のハリとうるおいをキープ。 年齢肌や乾燥肌のケアにもおすすめ。 |
以上の豪華な成分構成より、アクアレーベルトリートメントローションが「プチプラなのにデパコス級の成分」といわれている所以です。

にゃんた
デパコス級の成分がプチプラで買えるって最高やん。
でもプチプラ価格って、実際いくらなん?

価格は以下のとおり、2,000円以内で買えるのはうれしいね!
しかもドラッグストアで手軽に買えるのも良き!
商品名 | トリートメントローション (ブライトニング) しっとり | トリートメントミルク (ブライトニング) しっとり |
---|---|---|
税込み価格 | 税込1,430円 | 税込1,650円 |
内容量 | 170mL | 130mL |
使用目安期間 | 約1.5ヶ月 | 約1.5ヶ月 |
香り | ローズアクア | ローズアクア |
原産国 | 日本 | 日本 |
アクアレーベルトリートメントローションとトリートメントミルクは、以下のような全国展開のドラッグストアや化粧品専門店でも購入できます。
- マツモトキヨシ
- ツルハドラッグ
- サンドラッグ
- ウエルシア
- スギ薬局
- ココカラファイン
- アインズ&トルペ
- @cosme store
など
ただし、在庫や取扱状況は変更ある可能性があるため、店頭で購入する際は事前に電話などで在庫状況を確認することをおすすめします。
Amazonや楽天などのネットショップでも手軽に購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
特にポイントを集めている人は、ネットショップでの購入がお得です。
\単品はもちろんセットで使うと相性良い◎/

アクアレーベル「トリートメントローション」の感想と実感できた効果

ここからは、実際にこやぎが1本使用してみた体験レビューを紹介していきますね!
こやぎは今回、アクアレーベルトリートメントローションとトリートメントミルクをライン使いしました。
使用感が2種類選べて、しっとりタイプととてもしっとりタイプがありますが、今回は「しっとりタイプ」を選びました。
使用してみて一言で感想を言うとしたら、「使用感も良くて保湿力が高い優秀な化粧水をこの価格で使えて大丈夫?」です(笑)
以下に、こやぎが優秀だと感じた点と気になった点をそれぞれ紹介します。
アクアレーベル「トリートメントローション」の良いと感じたポイント!

- 少しだけとろみのあるテクスチャーが心地よい
- 肌なじみよく浸透力が高め
- 乾燥肌でも長時間乾燥せず保湿力は高め
まず感じたのが、絶妙なとろみ感のあるテクスチャー。
少しだけとろっとしているけど重すぎず、肌にのせるとなじみの良さを感じます。
エタノールが配合されており、ローズアクアという香りもあいまって少し清涼感のような爽やかさを感じます。

とにかく心地良い使用感です!
トリートメントローションを塗った後はしっとり感が続きますが、べたつき感はないためストレスを感じないのもポイント高い!

超~乾燥肌の人でしっとりタイプだと物足りない場合は
「とてもしっとり」タイプを選ぶと良いですよ!
アクアレーベル「トリートメントローション」の気になったポイント!
個人的に気になったポイントは、一つあります。
それは配合されている成分で「エタノール」が入っているため、元々敏感肌の人や肌が敏感な時期などは染みたり赤みが出たりする可能性があります。
そのため、今までアルコール配合のスキンケア用品が合わなかった人は、念のためまずは少量で試してみるのがおすすめです。
- エタノールが配合されているためアルコールで敏感肌の人は注意が必要

でもアルコールは必ずしも「悪」というわけではないんですよ!
最近は敏感肌用に「アルコールフリー処方」のスキンケア用品も増えているため、なんとなくイメージで「アルコールは肌に悪い」と思う人もいるかもしれません。
しかし、アルコールにはメリットもあって、以下のような作用もあるんです。
✔ 収れん効果:毛穴や肌を引き締める
✔ 殺菌効果:菌の繁殖を防ぎスキンケア用品を清潔に保つ
✔ 清涼感を出す:スッとしたような爽やかな使用感を出せる
✔ 可溶化剤として:水や油と混ざる性質があり成分を均一に混ぜる可溶化剤として作用
アルコールには油分を取り除く力があるため、毛穴が気になっている人や脂性肌の人には特にマッチします。
その一方で、乾燥肌の人は油分を取り除きすぎると乾燥がひどくなってしまうため、気になる人はアルコールフリー処方がおすすめです。
また敏感肌の人も、アルコール自体が刺激になる場合があるため避けた方が無難です。

にゃんた
アルコールが苦手な敏感肌のオイラはどうしたら良いのかにゃ?

それならアクアレーベルの化粧水は金×乳液は青の組み合わせが良いよ!
\アルコール無添加ならエトヴォスも良いですよ👇/
敏感肌の人は「オイルインローション×ブライトニングミルク」がおすすめ!
アルコールが肌に合わない敏感肌の人や、肌が季節によって敏感なっている時期に試してほしいの組み合わせは、以下のとおりです。
化粧水:「トリートメントローション(オイルイン)とてもしっとりタイプ」(金)
&
乳液:「トリートメントミルク(ブライトニング)」(青)

金のトリートメントローション(オイルイン)とてもしっとりタイプは肌のバリアを守る「とろうる」処方!
アクアレーベルの「トリートメントローション(オイルイン)」のとてもしっとりタイプの方は、アルコールフリー処方です。
保湿力に特化した化粧水であるのが特徴で、微細な美容オイルを水層に配合した2層タイプになっています。

トリートメントローション(オイルイン)のしっとりタイプはエタノールが配合されています。
アルコールが気になる人は「とてもしっとりタイプ」を選ぶようにしましょう!
肌がゆらいでバリア機能が弱っているときにも刺激を感じにくく、乾燥から肌を守ってくれる成分構成です。
エイジングに特化した成分なため、肌年齢が気になってきた人やエイジングケアに力を入れたい人にも良いですよ。
\金の方はエイジングケアに特化👇/

青のトリートメントミルク(ブライトニング)は美白を叶える4MSK配合!
青の乳液である「トリートメントミルク(ブライトニング)」は、青のローション同様に美白有効成分として4MSKを配合しています。
ローションはエタノールが配合されていますが、ミルク(乳液)はアルコールフリー処方です。

青のトリートメントミルクは「しっとり」も「とてもしっとり」も
どちらともアルコールフリー処方です!

アクアレーベルトリートメントミルク(ブライトニング)は、ローションと似たような成分構成で、4MSKやCICAもしっかり配合されていて美白効果が期待できます。
そして、アルコールが気になる敏感肌の人でもシミやそばかすを防ぎながらうるおいをしっかり閉じ込める成分構成になっています
香りもローション同様のローズアクアが爽やかであり、使用感も柔らかくて肌になめらかに伸び広がる心地よさです。

ローションと違う点はすり鉢毛穴に効果が期待できる
グリシルグリシンが配合されている点!
青のトリートメントミルクには毛穴の炎症を防ぐグリシルグリシンが配合されている!
アクアレーベル「トリートメントミルク(ブライトニング)〈しっとり〉」には、ローションには入っていないグリシルグリシンが配合されています。
グリシルグリシンは毛穴の開きの原因となる炎症や角化異常を防ぐアミノ酸誘導体で、毛穴まわりの肌をふっくらと保ち、毛穴を目立たなくする効果が期待できます。

毛穴が詰まりやすい頬や鼻まわりにうるおいを与えながら、
肌をなめらかに整えてくれるのがポイント。
美白ケアと同時に毛穴の目立ちにもアプローチできるので、まさに「大人の肌悩みをまとめてケアしたい!」という人にピッタリです。
4MSKとトラネキサム酸を併用するとシミの根源にアプローチが期待できる!
4MSKとトラネキサム酸は両方とも美白が目指せる成分ですが、それぞれシミの発生を防ぐためのアプローチが異なるのが特徴です。
そのため、併用することでより高い美白効果が期待できます。
4MSK:メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼを抑えてシミのもとをブロック
トラネキサム酸:紫外線などの肌内部の炎症を抑制し、メラノサイトの過剰活性を抑える
この2つの成分を一緒に使うことで、「メラニンをつくらせない・育てさせない・広げさせない」といった多方面からのシミ予防アプローチが期待できます。

トラネキサム酸配合の化粧水でおすすめしたいのは白潤プレミアム!
コスパ最強なのにトラネキサム酸配合の医薬部外品!
\シャバシャバ系で使いやすいよ!/

肌ラボの白潤プレミアムは美容家のさきめぐさんもよく紹介している化粧水ですが、こやぎも大好きな化粧水の一つです。
ドラッグストアでも手軽に購入できますし、Amazonや楽天でも販売しているので、気になる人は以下よりチェックしてみてくださいね!
\詰め替え用も売っていて便利です👇/

暑くなる季節はアクアレーベルのローション&ミルクの美白ケアが◎!

今回は、アクアレーベルの「トリートメントローション」の成分をはじめ、使用感や「トリートメントミルク」、併用したい成分などを紹介しました。
アクアレーベルの「トリートメントローション」は、デパコスの美容液のような成分設計で、乾燥肌や年齢肌にしっかりアプローチできる化粧水です。
資生堂しか使えない独自の美白成分である4MSKが美白にアプローチするだけでなく、CICAや浸透アミノ酸、コラーゲンなどで脇を固めて保湿力の高さも実現しています。
そして何と言ってもデパコス級の成分が配合されているのに、価格が安くてドラッグストアやネットショップで手軽に手に入る点も嬉しいポイントです。
紫外線が気になる季節、「本格的に美白ケアを始めたい」という人はもちろん、「そろそろエイジングケアを始めたい」という人もぜひ一度試してみてくださいね。
\しっとりととてもしっとりどちらが好み?/

\オルビスの日焼け止めについての記事はこちら👇/
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