にゃんた
コーヒーに含まれているクロロゲン酸が美肌に良いって聞いたけど本当?
含有量ってどのくらいなの?
コーヒーに含まれるクロロゲン酸の健康効果は多くの研究報告が上がってますよね!
実はコーヒー豆の鮮度や豆の挽き具合によっても含有量が変わるんだって!
コーヒーは香りよし、味わいよし、美容によしと三拍子揃った素晴らしい飲み物ですよね。
「コーヒーが大好きで毎日飲んでいる」という人も多いのではないでしょうか?
わたしもミルで豆から挽いて1日3杯程度飲んでいます!
そして最新のコーヒー研究でも、「コーヒーに含まれる豊富な抗酸化物質クロロゲン酸が、肌の炎症を抑えて美肌をサポートするのに役立つ」と、科学でも証明されています。
しかし、コーヒーのクロロゲン酸含有量がどのくらいかや、コーヒーならどれでも同じだと思っている人も少なくありません。
この記事で分かること
- コーヒーのクロロゲン酸の含有量
- コーヒーに豊富なクロロゲン酸の期待できる効果効能
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸を最大限生かすコーヒーの飲み方
- コーヒーを楽しむ際気を付けたい4つのポイント
コーヒーはもともと好きだけど「せっかくならクロロゲン酸のパワーをしっかり取り入れたい」と思う人や、美肌のためにこれからコーヒーを飲んでみたい人はぜひ参考にしてくださいね!
コーヒーに含まれるクロロゲン酸の含有量はどのくらい?
クロロゲン酸とは、コーヒーや果物(リンゴやプラムなど)や野菜(ナスやブロッコリー)などに含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持つ成分です。
血糖値の上昇を抑える働きがあるとされているほか、紫外線による肌のダメージを防ぐ効果も期待されるため、美容や健康に注目されています。
カップ1杯のコーヒーに含まれているクロロゲン酸含有量は、70~350mg程度といわれています!
美肌をサポートするポリフェノールは8,000種類以上もの多くの種類があり、コーヒーに含まれているポリフェノールはクロロゲン酸です。
他の食品に含まれているポリフェノールには、以下のようなものがあります。
✔ 赤ワイン:アントシアニン
✔ 緑茶やココア:カテキン
✔ 大豆:イソフラボン
「ポリフェノール」と聞くと赤ワインが有名ですが、抹茶やコーヒー、緑茶などにも違う種類のポリフェノールが豊富に含まれているんです。
1種類のポリフェノールだけを摂るよりも色んなポリフェノールをまんべんなく摂取するといいですよ!
肌にも!コーヒーに含まれているクロロゲン酸の期待できる効果
にゃんた
コーヒーにはポリフェノールの一種のクロロゲン酸がたくさん入っているのは分かったけど、
クロロゲン酸は具体的にどんな効果があるにゃ?
コーヒーに含まれているクロロゲン酸は、肌の血流改善や保湿、シミ予防といった美肌のサポート効果がが期待できるだけでなく、更年期症状緩和や睡眠の質向上にも役立つとされています。
コーヒーの香りを嗅ぐだけでもストレス減少効果が期待できるといわれているので、毎日の生活の中で上手に取り入れられると良いですね。
花王さんの研究でもクロロゲン酸によって肌状態改善効果が認められた!
花王さんは、乾燥肌の悩みを持っている25~35歳の女性31名にクロロゲン酸を含む飲料を1日1回、4週間継続摂取してどう変化したかの試験を行いました。
その結果、頬や口元の乾燥が改善して肌が滑らかになることが認められたんです。
クロロゲン酸を摂取し始めて4週目から変化が出てきたそうよ!
花王さんの研究以外にもクロロゲン酸の研究はたくさんの実績があり、コーヒー豆由来のクロロゲン酸が美容や健康に良い効果をもたらすことが今や常識となってきました。
参考:健常成人に対するコーヒー豆由来クロロゲン酸含有食品の過剰摂取時の安全性評価
\ぬか漬けも美肌の味方👇/
コーヒーの種類や焙煎具合によってクロロゲン酸含有量が違う!
コーヒーが美容や健康に良いことは証明されていても、「コーヒーだったらインスタントコーヒーでもなんでも良いの?」と疑問に思いませんか?
にゃんた
せっかくならクロロゲン酸が多いコーヒーを飲みたいニャ
実はコーヒーの種類や焙煎度合いなどによってクロロゲン酸量が違うの!
クロロゲン酸は、熱に弱い性質があります。
そして焙煎は熱を利用して行うため、焙煎具合によってクロロゲン酸の量が変わってきます。
つまり、焙煎が浅い「浅煎りコーヒー」ほどクロロゲン酸含有量は多く、「深煎りコーヒー」ほどクロロゲン酸含有量が減るということです。
そのため、コーヒー豆の煎り方には一般的に浅煎り、中煎り、深煎りとありますが、クロロゲン酸含有量が最も多いのは実は焙煎前の生豆(グリーンコーヒー)なんです。
しかしグリーンコーヒーはあまり販売されておらず、販売されていてもどうしても味は普通のコーヒーと違うため、なかなか飲むことは難しいのが現実。
ただ、技術の進歩でどんどん美味しいグリーンコーヒーが開発されているようなので、近い未来にはクロロゲン酸が豊富で美味しいグリーンコーヒーも出回るかもしれません。
わたしはまだ美味しいグリーンコーヒーに出会えてないのですが
もし美味しいグリーンコーヒーを知っている人がいたらぜひコメントで教えてくださいね!
にゃんた
ふと疑問なんだけど…クロロゲン酸が熱に弱いなら沸騰したてのお湯を注ぐのはダメ?
クロロゲン酸は185℃程度で分解されていくので、沸騰したての100℃で淹れる分には問題なし!
むしろ85℃を下回るとクロロゲン酸がなかなか出てこないため、90℃以上が適温!
缶コーヒーやインスタントコーヒーよりもドリップ式コーヒーがおすすめ!
クロロゲン酸は焙煎具合によって含有量が違いますが、それ以外にも市販の缶コーヒーやインスタントコーヒーもクロロゲン酸抽出量に違いがあるんです。
尚絅学院大学の論文の中で、ドリップコーヒーと缶コーヒー、インスタントコーヒーでクロロゲン酸含有量を測ったところ、ドリップコーヒーがもっともクロロゲン酸含有量が多いことが分かっています。
その他にも軟水と硬水で比較したり、コーヒーの器具でも比較したりかなり興味深い実験をしています。
実験の結果をまとめると、クロロゲン酸が最も効果的に摂取できるコーヒーは以下のとおりです。
✔ 浅煎り豆
✔ 軟水
✔ ドリップ式(湯温95℃)
✔ アルコールランプ式サイフォン
にゃんた
アルコールランプ式サイフォンはないけどその他は家でもできるにゃ
浅煎りコーヒーは酸っぱめだから、好みによって中煎りにするのも◎
コーヒー以外からクロロゲン酸を摂取するのも良き!
クロロゲン酸含有量が多い食品としてはコーヒーが断トツですが、野菜や果物からもクロロゲン酸は摂取できるので、コーヒーが苦手な人はぜひ他の食品から積極的に摂取しましょう。
✔ 野菜類(なす・ブロッコリー・レタス・大根・ニンジン・じゃがいも・ごぼうなど)
✔ 果実類(プラム・桃・ブルーベリー・バナナ・りんご・なしなど)
クロロゲン酸たっぷりなコーヒーを楽しむ際の4つの注意点
コーヒーにはクロロゲン酸が豊富で、美容と健康に良いことも証明されています。
しかし、ほとんどのコーヒーにはカフェインが含まれています。
デカフェはカフェインを9割以上取り除くことができるといわれておりカフェインが少ないですが、ゼロではありません。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)」ということわざにもあるように、コーヒーも飲み過ぎには注意したいところです。
個人差はありますが、1日2~3杯くらいがおすすめ!
毎日コーヒーを飲むときにぜひ気を付けておきたいポイントは、以下の4点です。
- カフェインが含まれているため1日2~3杯程度にしておく
- ステインによる歯の黄ばみに気を付ける
- 眠れなくなることがあるため15時以降は飲むのを控える
- 胃が荒れるのを防ぐために食前には飲まない
カフェインが含まれているため1日2~3杯程度にしておく
コーヒーにはカフェインが含まれているため、飲みすぎると不安感や動悸を引き起こすことがあります。
そして利尿作用もあるため、コーヒーの飲み過ぎは体外へ水分を多く排出してしまうことになるんです。
コーヒーを飲んだ分多くの水分を摂らなければ、逆に肌が乾燥してしまうため気を付けましょう。
健康的に楽しむには、1日2~3杯程度に抑えるように心がけましょう。
ステインによる歯の黄ばみに気を付ける
コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶などに含まれているタンニンは、歯のエナメル質に長時間付着するとステイン(着色汚れ)となることがあります。
そこで飲んだ後は、すぐに水で口を飲んだりすすいだりしましょう!
またアイスコーヒーを飲むのであれば、ストローを使って直接歯に触れにくくすることでステインを予防できますよ。
眠れなくなることがあるため15時以降は飲むのを控える
コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があります。
敏感な人だと摂取する時間によっては睡眠の質に影響を与えることがあるため、15時以降はコーヒーを控えるようにすると良いでしょう。
特に寝つきがあまりよくないという人は、午後以降のコーヒーは控えるのがおすすめ。
胃が荒れるのを防ぐために食前には飲まない
空腹時にコーヒーを飲むと、胃酸が過剰に分泌され、胃の粘膜を刺激してしまう場合があります。
何ともない人であればそこまで気にしなくても良いですが、胃が弱い人は胃痛や不快感の原因になることもあるため、コーヒーは食後に楽しむのが無難です。
砂糖は控えたいけど、苦みや胃の負担が心配な人は少しミルクや豆乳を入れて飲むのもおすすめ!
ミルクに含まれているカゼインというたんぱく質はクロロゲン酸と結びつきやすく、ミルクを入れることでクロロゲン酸の吸収率を下げてしまう可能性があるという話もあります。
しかし、ブラックのまま飲むとクロロゲン酸は吸収できる一方で、コーヒーに含まれている「シュウ酸」がカルシウムと結び付きやすく、食事でせっかく摂った体内のカルシウムを体外へ排出してしまうんです。
にゃんた
シュウ酸は鉄とも結びつきやすいんやて!
美容を考える上で、カルシウムや鉄分は欠かせない成分です。
ミルクを入れることで、ミルクのカルシウムが体内に入る前にシュウ酸と結びつくため、体内でシュウ酸と結びつくことが防げます。
結果、食事で摂ったカルシウムや鉄分を体外に排出しなくて済むというわけです。
それを考えるとどちらにせよ一長一短あるため、「午前中はミルク入りで午後はブラック」など色んな飲み方で飲むと良いと思います。
リラックスして楽しむことが1番です!
10年以上毎日飲んでるコーヒー好きのマイオウチカフェ☕
最後に、コーヒーが美容や健康に良いと知る前からコーヒーの味が大好きで、毎日コーヒー豆から挽いて飲んでいるわたしのオウチカフェグッズをご紹介。
わたしは長年コーヒー豆から自宅でミルで挽いて、香りとともにコーヒーを楽しんでいます。
ミルも複数試しましたが、最近ではこの木製のミルが味があってお気に入りなんです。
\このレトロさがなんともいえず可愛い/
忙しいママには豆が自動で挽ける電動ミルもおすすめ!
\忙しい子育てママは電動ミルがおすすめ/
豆は一度に大量購入すると劣化するため飲み切れる分だけ購入し冷凍庫へ!
コーヒー豆は、鮮度が命。
コーヒーは空気や湿気、光にさらされると酸化が進み、風味が劣化するだけでなく、クロロゲン酸もどんどん減少してしまうことがわかっています。
そのため、なるべく新鮮なマメを販売している店で飲み切れる分量を購入して2週間以内で飲み切る、2週間以上保管が必要な場合には冷凍保存すると良いですよ。
例えば1日に2~3杯のペースで飲む場合、200g程度を買うのがちょうど良い量です。
冷凍することで酸化を遅らせ、豆の鮮度を長持ちさせられるため、ジップロックや密閉容器などに空気をしっかり抜いて保管するのもおすすめです。
冷凍庫から取り出した豆は時間が経過すると豆に水滴が付き劣化してしまうため、
なるべく早く挽くのもポイント!
毎日のコーヒーからクロロゲン酸を摂取して美味しく美肌を目指そう!
毎日のコーヒータイムは、ただのリラックス時間だけではなく、美肌ケアにもつながる素敵な習慣です。
クロロゲン酸を意識してコーヒーを選ぶことで、美味しいうえより美肌が目指せるなんてやらない手はないですよね。
ぜひコーヒー好きな人は、今日からいつもの一杯を「美肌の味方」に変えてみませんか?
美味しい豆があればぜひ教えてくださいね!
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