コロナ以降、在宅勤務が当たり前になってきて副業に興味をお持ちの人や、子育て中の空き時間を利用してお小遣いを稼ぎたいと考える人も多いのではないでしょうか?
最近はTVよりもYouTubeを見る人が増えていることもあり、YouTube関連のお仕事が多くあります。
そしてYouTubeブームで特に引く手あまたなのが、在宅声優や在宅ナレーターなのです。
今回は最近のYouTubeブームで需要が増えている、在宅で業務する宅録ナレーターの魅力と宅録ナレーターになるまでの手順について詳しく紹介します。
「全くの未経験でもできるの?」と思う人もいるかもしれませんが、結論から言うと、未経験でも宅録ナレーターになれます!
筆者もほぼ未経験の状態で何も分からないところから宅録ナレーターの仕事をはじめて、現在YouTubeの朗読系ナレーションを中心に、定期的に宅録ナレーターとして納品をしています。
宅録ナレーターに興味がある人はぜひ、ご覧ください!
未経験から宅録ナレーターになってナレーションの仕事を始める手順
宅録ナレーターの仕事を始めるためには、準備するものがあります。
以下の、3STEPの順番で進めていきましょう!
- 宅録ナレーターに必要な機材を揃える
- ボイスサンプルを作成する(なくても応募OKの案件もある)
- 案件に応募する
ボイスサンプルの代わりに指定のテキストを読んでデータを送るという案件もあるので
必ずボイスサンプルが必要というわけではないです!
STEP1:宅録ナレーターになるために必要な機材を揃える
自宅でナレーションの案件を請けて納品するために必要な録音機材は、以下の通りです。
✔ 録音用のマイク
✔ PC
✔ ヘッドフォン(イヤホンでも可能)
最低限上記3つがあれば録音はできるため、宅録ナレーターのハードルは高くありません。
比較的初期投資が少なく簡単に始められる点は、宅録ナレーターの魅力の1つといえるでしょう。
数多くはないですが、案件によってはスマホで録音でもOK!という、ものもあるので、最初はスマホで録音可能な案件を探すのも良いかもしれません。
宅録ナレーションに使用するマイクはコンデンサーマイクというマイクが、比較的安価で初心者におすすめです。
コンデンサーマイクの相場は、3,000~10,000円くらいなので、慣れてきたら他のマイクも試してみると良いですよ。
筆者も最初は最安値の3,000円代のマイクを購入して、しばらく宅録していました。
マイクに付随して、筆者があって良かったと感じているのがポップガードです。
ポップガードの役目は2点あり、ノイズを抑えてくれる効果と唾や息に混じる湿気から守ってくれる効果があります。
コンデンサーマイクは繊細な音も拾ってくれるマイクであるがゆえに、リップノイズと呼ばれる口を開くときに出てしまう音なども拾いやすいのがデメリットではあります。
しかし、ポップガードを使用することで、いらないノイズを抑えてくれるんです。
さらにポップガードを使うと、ナレーション時にツバがかかってしまうのをガードしてくれて、湿気に弱いコンデンサーマイクを守ってくれるため、マイクも長持ちします。
ポップガードとセットになっているコンデンサーマイクマイクもありますよ!
ネットで宅録ナレーターの始め方を検索すると、よくオーディオインターフェイスも必要と書かれていることがあります。
確かにオーディオインターフェイスがあるのとないのでは、音源のクオリティが違いますしあるに越したことはありません。
しかしインターフェイスがなくても、無料の編集ソフトを使って簡単にノイズ除去できるため、なくても録音はできます。
まずは最低限必要な物だけ揃えてやってみて、もっとレベルアップしたい、本格的に活動したいと思ったときやクオリティを上げたいと思った場合に機材を揃えていくでも問題ありません。
最低限必要な機器だけでも宅録ナレーションの仕事はできますよ!
STEP2:宅録ナレーター用ボイスサンプルを作成する
宅録ナレーターの案件は、条件にボイスサンプルを添付と書いてある場合が多いです。
時々原稿が添付されており、その原稿を録音すればボイスサンプルはいらないという案件もあるため、事前のボイスサンプル作成は必須ではありません。
しかし応募にはボイスサンプルがあった方が案件に通りやすいですし、高単価な案件はほとんどボイスサンプルは必須の場合が多いため、余裕があれば作成しておくと良いでしょう。
ボイスサンプルにはどんな内容を入れたら良いのか、どんなボイスサンプルが評価高いのかなどは、現役ナレーター&声優講師である福原安祥(ふくはらあんじょう)先生の「ボイスサンプルの作り方ナレーション編」を見ると参考になりますよ。
ボイスサンプルを録音して編集するためには、PCにソフトをインストールする場合が多いですが、ソフトも無料で良いものがたくさんあります。
筆者は最初は無料のAudacityという編集ソフトを利用していてとても使いやすいのですが、他のナレーターさんにvideoprocvloggerという同じく無料ソフトも良いと教えてもらいました。
それぞれ良いところがあるため、筆者は操作しやすいAudacityで録音と修正をして、ノイズ除去がしっかりできるvideoprocvloggerで最後ノイズ除去してのような形で併用して活用し、納品しています。
ちなみに、作成したボイスサンプルはmp3などの音源としてデータにしておくこともできますが、YouTubeにアップロードするのがおすすめです。
YouTubeにアップしておけば、案件に応募する際にデータで送付することなくURLだけ記入すれば済むので簡単です。
データ送付ではなく、youtubeなどにアップして共有してほしいと要望する
クライアントは意外と多いんですよね。
STEP3:宅録ナレーターのナレーション案件に応募する
宅録ナレーションの案件を探すとよく募集しているのは、下記の様な案件です。
- YouTube動画ナレーション
- TikTokショート動画声優・ナレーション
- 教材のナレーション
- 企業のPR動画
最近はクラウドソーシングを利用して気軽に応募ができるため、簡単に宅録ナレーターデビューができるのはうれしいですね。
ぜひ、クラウドソーシングサービスに登録して案件を探してみましょう。
筆者が登録していて宅録ナレーター案件の募集が多いと感じたのは、以下の3つです。
クラウドワークス
案件取扱数がトップクラスを誇るクラウドワークスは、登録しておきましょう。
YouTube動画に関連する案件も多く、応募方法も簡単なのでクラウドソーシングに登録して案件を受けるのが初めての人でも簡単にエントリーできて使いやすいのが特徴です。
登録する前にどんな案件があるか確認することができるため、気になる人はぜひ一度ナレーションの募集案件をチェックしてみてくださいね。
ランサーズ
シュフティ
シュフティは、主婦向けのクラウドソーシングをコンセプトとしており、すき間時間を利用して作業可能な案件も豊富です。
そんなときにおすすめなのが、シュフティなんです。
そこまで宅録ナレーション案件数は多くはありませんが、初心者OKという案件も多く、宅録ナレータ初心者にはピッタリです。
低い報酬の案件もありますが、まずは実績や経験を積むと考えて挑戦する分には良いのではないでしょうか。
さらにクラウドワークスやランサーズなど20%のシステム手数料が引かれる中、シュフティならシステム手数料が10%で済むのはうれしいポイントです。
ココナラ
購入を待つだけでなく、多数公募があるため、興味がある案件があれば提案することも可能。
会員登録も出品も簡単なため、先にどんな案件があるのか登録して見てみるのも良いでしょう。
他の人がどんな提案をしているのか、単価など参考にすると良いですよ!
宅録ナレーターを未経験から始めた筆者の初月収入実績は?
宅録ナレーションを未経験で始めた初月の収入実績は、以下のとおりです。
全てクラウドワークスとランサーズ、シュフティ3つのクラウドソーシングで納品した合計になります。
- YouTube朗読系ナレーション ¥500の単価×8本納品
- YouTube感動系ナレーション ¥1,200の単価×4本納品
クラウドソーシングに登録している方の中には、元アナウンサーや現役プロナレーターという肩書を持つ人までたくさんいます。
そのため高単価の案件は、実績のある人がこぞって応募する傾向があります。
実績のない初心者や未経験者が、最初から高単価の案件を獲得するのは現実的に難しいんです。
筆者も最初500円単価の案件は安価なため迷いましたが、実績作りと思い、どんどん応募してみて実績を積むことから始めました。
一度納品をするとリピートしてくださるクライアントさんもいますし、気にいってもらえると単価アップも目指せますよ。
最初は実績作りをすると割り切って、安い案件も応募して
ポートフォリオに書けるくらいまでまずは実績を積むのがおすすめです
すき間時間にできる宅録ナレーターで副業を始めてみよう!
ここまでは、在宅でおこなう宅録ナレーターになるための手順をお伝えしてきました。
子育て中に何か始めたいな~と考えている人や、子供への絵本の読み聞かせが好きなママにはピッタリの副業です。
はじめから高収入を得ることは難しいですが、宅録ナレーションはとても楽しく、また言葉を発するので明るく元気にもなれますよ。
録音用のマイクは安いものだと3,000円程度で購入できますし、気軽に始められるのもうれしいですね。
副業やお小遣い稼ぎで迷ったら、ぜひ宅録ナレーターもチャレンジしてみてはいかがですか?
\オンライン秘書の魅力もチェック/
コメント